アムネスティ・インターナショナルは、1961年に発足した世界最大の国際人権NGOです。人権侵害のない世の中を願う市民の輪は年々広がり、今や世界で1,000万人以上がアムネスティの運動に参加しています。国境を超えた自発的な市民運動が「自由、正義、そして平和の礎をもたらした」として、1977年にはノーベル平和賞を受賞しました。
アムネスティ日本は、アムネスティ・インターナショナルの日本支部として、1970年に設立されました。世界中のさまざまな場所で起こっている人権侵害の存在を、国内に広く伝えるとともに、日本における人権の状況を、国内、そして世界に伝えています。
アムネスティのロゴには、ろうそくと有刺鉄線が用いられています。これは何を意味していると思いますか?実は、有刺鉄線は「自由を奪われた人びと」を、そして、ろうそくは暗闇を照らす「希望」を表現しているのです。
アムネスティの創設者であるピーター・ベネンソンが、「暗闇を呪うより、1本のロウソクをともそう」という中国の格言から、イメージしたといわれています。
このロゴマークには、「どんなに解決が困難に思える人権侵害を目の前にしても、私たち一人ひとりが希望を抱き、行動し続ければ、状況を打ち破ることができる」というメッセージが込められています。
年賀状などの書き損じハガキや、不要な本・CD・DVDがアムネスティの大切な活動資金になっていることをご存知でしょうか。
宛先などを書き間違えて、ついそのまま引出しにしまってあるハガキや未使用ハガキ、切手、テレホンカード。または、年末の大掃除で大量に出た読み終えた本やDVDなどがありましたら、ぜひ、アムネスティにお送りください。
各国政府へ要請書や署名などを送る郵送費、通信費などに、大切に使わせていただきます。